まめまめし(古文)

古文単語では形容詞で「実用的だ、真面目だ、誠実だ」という意味で現代でも、「まめにノートをとる」とか「まめな人」と言う。

古語の「まめ」には「本格的」だという意味もあり、背後にある共通イメージは「継続性」。人間関係での誠実さ、性格の真面目さ、生活必需品の実用性、そして本格的な能力はすべて継続することにより培われるもの。「まめ」という古語に物事の本質をつく見識が込められていることに感心しました。(参考)古文単語 FORMULA 600(富井健二)